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CMC
プロジェクトとは

CMCプロジェクトとは、一人でも多くの子どもたちが国際交流を体験できるよう、
各国駐日大使館などと連携しながら、大使館スタッフや関係団体等のスタッフに、
学校を訪問してもらい、彼らとの交流をとおして、子どもたちの国際理解を深めていく
“The Encounter Project”(出会いのプロジェクト)です。

※ 令和4年度外務省後援
※ 東京都教育委員会後援
※ 令和3年度東京都在住外国人支援事業助成対象事業
Supported by The Tokyo Metropolitan Government in fiscal year 2021

CMCプロジェクトの目的

1. 子どもたちの世界へ扉を開く機会を

誰もが、世界のいたるところで活躍できるチャンスがあります。
日本の子どもたちと世界の国々の子どもたちが力を合わせて次の未来を素敵なものにするために、世界への扉を開く小さな小さな一歩を、 まずは子どもたちが通う学校で体験できます。

2. 違いを知り、お互いを尊重し合うことの大切さを知る機会を

日本のルールが当たり前ではなく、国や地域によって違いがあります。 しかし、それはどちらが正しいか間違っているか、良いか悪いかではありません。まずはその違いを理解するためのコミュニケーションが必要です。 大事なのはその意識。
CMCイベントで子どもたちが感じる『話したい、わかってもらいたい』と思う気持ちは国際社会においてとても大切なものです。

3. 紛争のない平和な世界の大切さを考える機会を

国も民族も宗教も、様々な違いを超えて、国と国、人と人とが相互に理解し合い尊重しあうことが、平和を築く唯一の道です。 お互いの国の人々が、紛争を起こさない、紛争にしない、といった強い気持ちがなければ、平和は続いていきません。 愛する人たちとの大切な時間も、子どもたちの将来への夢も、平和でなければ得られません。CMCプロジェクトではイベントや提言集を通して、 常に平和の尊さを訴えていきます。

交流の様子

4つのメリット

各学校における、今までの大使館との交流事業は、先生方の熱意と努力によって実現してきたものです。しかし、今の教育現場においては、先生方が追われる責務や日々の業務は日に日に増大しております。

また、日本にはたくさんの駐日大使館があります。各国ともに日本の民間レベルでの交流をのぞんでいますが、大使館側の事務も膨大であり、交流を希望する学校を探すことも難しいのが現状です。そこで、私たちNPOが、大使館との交流を希望する学校と大使館とをむすびつけます。

先生方と大使館スタッフの負担を軽減しながら、子供たちに特別な国際交流を体験してもらうことができます。
また、本プロジェクトを通して、

CMC実施要項

おおよそ開催の目安は次の通りです。

対象 幼稚園幼児から高校生まで
参加人数 学年単位、60~100名程度
開催時間 原則2時限単位(幼稚園は約1時間程度)
内容 お国の紹介、クイズ、アクティビティ、直接の交流など。
なお、参加者の年齢や構成を考慮し変更される場合があります。
費用 開催費用5万円(全校実施などは別途)
なお各種趣向に応じゲストを別途お呼びする場合はその日当等が発生することがあります。
ゲスト 駐日大使館スタッフの方々、付属機関の職員、連携機関の方々、または留学生等。
イベント実施まで 学校、ゲスト側の打合せ、日程調整、企画及び実施についてはCMCが行います。
なお学習状況や学校事情などご要望を伺い企画いたします。
その他 上記以外のご要望やご相談はCMC事務局へお問い合わせください。
お申し込み方法 申込書に必要事項を記載の上、メールでお送りください。
後程事務局よりご連絡いたします。

お申し込みに際しては、必ず下記注意事項をお読みください。

おおよそ開催の目安は次の通りです。

対象 幼稚園幼児から高校生まで
参加人数 学年単位、60~100名程度
*参加者の募集や参加者の管理については、お申込者(団体)様でお願いしております。
開催場所 学校やその他の開催場所の確保は、お申込者(団体)様でお願いいたします。
開催時間 原則90分から2時間程度(幼稚園は約1時間程度)
内容 お国の紹介、クイズ、アクティビティ、直接の交流など。
なお、参加者の年齢や構成を考慮し変更される場合があります。
費用 開催費用10万円~(全校実施などは別途)
なお各種趣向に応じゲストを別途お呼びする場合はその日当等が発生することがあります。
*ご相談に応じますが、すべてのご要望に沿いかねる場合がございます。
ゲスト 駐日大使館スタッフの方々、付属機関の職員、連携機関の方々、または留学生等。
イベント実施まで 学校、ゲスト側の打合せ、日程調整、企画及び実施についてはCMCが行います。
なお学習状況や学校事情などご要望を伺い企画いたします。
その他 上記以外のご要望やご相談はCMC事務局へお問い合わせください。
お申し込み方法 申込書に必要事項を記載の上、メールでお送りください。
後程事務局よりご連絡いたします。

お申し込みに際しては、必ず下記注意事項をお読みください。

まで送付してください。

    CMCイベント実施に際しての注意事項
    (必ずお読みください)

  • 各駐日大使館は突然の公務や対応により直前でキャンセルとなる場合がありますことを予めご容赦ください。

  • また日程や来校者が直前まで明確にできない場合がありますことも予めご容赦ください。

  • 双方の日程調整が難しい場合は実施ができない場合があります。

  • プログラムや時間について大使館等の都合等により必ずしもご希望に添えない場合がございます。

  • 大使館が指定する教育プログラムにより実施する場合があります。

  • 連絡や進捗状況などのご報告については、行き違いを避けるためメールを多用しております。必ず添付ファイルがご覧になれる連絡可能なメールアドレスをご用意ください。

  • 希望日程、希望国がご要望に添えない場合は、ご担当者様とご相談の上その後の方針を決定いたします。

  • お申し出頂いた候補日や申込内容に変更などが生じた場合は必ず事務局へご連絡ください。

  • 事前の打ち合わせではなるべく担当者と責任者の方のご同席をお願いいたします。

  • CMCを継続的に実施するためにご支援いただいている法人スポンサーが出席する場合がありますので、予めご了承ください。なお、出席する法人スポンサーについての詳細は、開催前にお知らせします。

  • イベントの様子を、当NPOホームページやSNSに掲載いたします。掲載できないお子様については事前にカメラマンへ情報提供等のご協力をお願いいたします。 写真は、法人スポンサーや大使館のホームページ等でも掲載させていただく場合がございますので、あわせてご了承ください。

  • 提言集に掲載されるためには提言シートにお子様のお名前を記載していただく必要があります。提言集については打ち合わせの時にご案内させていただきます。

CMCプロジェクトは2015年より東京都教育委員会後援事業に認定されています。
教育委員会経由で配布している、その他資料についてはこちらよりご覧ください。

CMC
活動報告

イベント後の子どもの変化

イベント後の子どもたちの変化について

子どもたちからのアンケートを見ていると、交流国に興味が沸くことだけでなく、そのほかの国のことや英語以外の言語にも興味を持ったり、 また自分の国のこと、学校や友人のことを考えたりする機会にもなったようです。
先生方もその変化を感じている結果が出ています。それは外国語の学習だけでなく、積極性や日常の表情が明るくなったり、 会話が多くなったりといった、コミュニケーションの基本的な部分についてです。 CMCイベントの体験で、子どもたちの世界が広がり夢の種がまかれていることを感じています。

子どもたちへのアンケート

複数回答可(アンケート回答人数:2115名)

先生方へのアンケート

2018年度アンケート結果(実施校数:51校、アンケート回収人数:73名)
2019年6月現在

子どもたちの言葉を集めた
提言集

2018年10月号:vol.2

提言集(Impression Book)は、CMCイベントに参加した子どもたちからの意見を抜粋してまとめられたものです。 初年度当初はアンケートシートの自由記述欄に書いてもらっていましたが、素晴らしい意見がたくさん寄せられていましたので、 もっと多くの方に読んでいただけるように、2017年からこの提言集を作成しています。
子どもたちは次の2つのテーマから好きな方を選んで書いています。ぜひこの機会に子どもたちからの率直で力強いメッセージに耳を傾けていただき、 各国との友好や平和について、皆様にも改めて考えていただけるとともに、子どもたちともに平和な未来を創り上げていきたいと考えています。
参加した子どもたちが、どのように感じ、考えたのか、具体的な文章をご紹介いたします。

A:交流国(国名を表記)と日本人が、これからもっと仲良くするために、
どんなことが必要だと思いますか。
自分だったら、どんなことをしようと思いますか。

B:世界の国の人々が、みんな平和に暮らしていけるために、
日本の人たちはどうしたら良いと思いますか。
自分だったら、どんなことをしようと思いますか。

Question A

交流国:ギリシャ

今日は楽しい時間を過ごさせていただきました。ギリシャに宗教があり、宗派もほとんどの国民の人が一緒ということを学びました。私は自分では特に特定の宗教を信じているわけではないと思っています。このように、宗教の違いや文化の違いのみぞは大きいと思います。
でも、その部分の差をむりにうめようとせず理解を持ち、お互いが歩みよることが大切だと思います。違いから理解には苦しむものもあるかもしれませんが、自分の考えをおしつけず理解するようにすることを生かしたいです。

東京都品川区立 
大崎中学校8年生
Question B

交流国:ドイツ

世界の国の人々がみんな平和に暮らしていけるために、まず各国におかれている人々の立場(生活)をしっかりとはあくし、知る必要があるだろう。そのようなことを知った上で、自分に何ができるかを考え、実行することが大切だと思う。
また、いけないことを人間は見過ごしていることが多いが、そのようなことがあっては、絶対にいけない。自分の目の前の現実に目をそむけず、きちんと向きあう必要性があると思った。

東京都目黒区立 
駒場小学校6年生

提言集にはこのような子どもたちの声がたくさん掲載されています。
ご希望の方は、千円の寄付(送料含)にて承っております。
詳しくは事務局へお問い合わせください。